これらのコア技術は製品試作の前に機能・特性を高い精度で予測することで、短納期でお客様に製品をお届けすることができます。さらに各コア技術をベースに、個別部品のご提供に留まらず、モジュール化技術、ソフト技術を組み合わせることにより、お客様のニーズに対してターンキーソリューションを提供することを目指しています。 モリテックスの生産拠点は、横浜本社工場と2002年に竣工した中国・深セン工場の２カ所に集約されます。各拠点が、それぞれ設計から加工・組立・製造・検査まで、高度な技術と最新設備を駆使した一貫体制で信頼性に優れた最高品質の製品を生産し、ソリューションの提供を行うと共に、生産の効率化・コストダウン化・納期の短縮化をより一層進めています。

世界経済のボーダレス化にともないビジネス機会のグローバル化が加速し、モリテックスを取り巻く環境はたえず大きく変化し続けています。ビジネス領域も半導体・FPDの画像認識ユニットにとどまらず、環境・自動車業界におけるセンサーの領域にまで及んでいます。
当社は半導体製造装置・FPD製造装置向け画像認識分野における光学系・照明系においてリーディングカンパニーと自負しておりますが、特定業界、地域に偏重していては、世界に取り残されてしまうという危機感を持たなければなりません。
光学系を中心とした当社のコア技術を切り口に、常に、新分野の業界や未開拓の海外市場へ販売を拡大し、将来の柱となる新規事業への積極的な投資を行っています。加速的な展開の維持は、綿密でスピーディーな市場調査によるニーズの把握や、開発チームによる新製品開発ラッシュ、さらにはコスト構造の改善による低価格化への対応などに支えられます。 

モリテックスのロゴにもなっているVision Creating Valueには、モリテックスならではの高品質やソリューションの飽くなき追求、時代を先読みしたビジョン（光技術）により常に価値（バリュー）を創造し、お客様の成功を通じて社会の発展に寄与したいという思いを込めています。高い目標（Vision）を達成するために、グローバルビジネスのフィールドを立ち止まることなく走り続けていきます。