株主の皆様へ
代表取締役社長
松岡 昇
株主の皆様におかれましては、日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。また、2011年3月の東日本大震災により被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
さて、第40期は、東日本大震災後に広範な電力不足が発生したことなどにより業績に与える影響も懸念されましたが、震災後、時間の経過と共に産業界における生産の回復が進んだことで、当社グループの受注は第3四半期まで回復基調を維持しました。しかし、第4四半期に入り円高や景気の先行き不安の影響などから当社の主要販売先である半導体製造、電子部品実装、液晶製造の各装置業界からの受注が減少することになりました。利益面については、従来から進めてきた中国への生産移管の進展およびコスト削減努力などが奏功し、前年同期に比べ増加いたしました。
この間、親会社であるSCHOTTグループ各社との連携強化、大震災等の非常時における社内対応体制整備、経営資源集中のための米国子会社の事業譲渡などの組織再編、収益力強化の一環としての早期退職優遇制度の実施などを行って参りました。
第41期の市場環境は、長期化する円高、欧州の財政懸念を発端とした世界経済の停滞を背景に、厳しい環境となることが予想されますが、当社グループでは、この影響を最小に留めるため、更なるスリム化を徹底し利益体質の強化を行うと共に、顧客が今必要とするものをタイムリーに把握するための情報収集に力を入れて新製品等の投入を図って参ります。
さらに中期的には、半導体業界の業況に影響を受けやすい企業体質の改善を目指します。その一環としてSCHOTTの有するグローバルな営業網、ブランド力の活用に向けた当社海外子会社事業のSCHOTTグループ企業への移管や欧米を中心に高い信頼性が確立されているSCHOTTの技術を取り込んだ製品の開発などを積極的に行って参ります。
当社では、市場競争力と収益力の強化を通じてできる限り早期の復配を目指して参りますので、株主の皆様におかれましては、一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2011年12月

